X線テレビ装置
X線テレビ装置は、観察部位を画面でリアルタイムで診断できる装置です。観察をしながら身体の向きを変えたり、圧迫したりして、最も見やすい状態にして撮影します。胃がん検診などの胃のバリウム検査で用いられます。
バリウム検査時の注意点
発泡剤を飲んだ時
バリウムと発泡剤を飲むと、ゲップが出やすくなります。発泡剤は胃をふくらませて、胃壁のひだを伸ばして胃全体が見えるようにするためですのでゲップをがまんして出さないで下さい。
撮影体位の変更
装置や体位を変えるのは、バリウムを胃の全体にまんべんなく付着させ、胃壁のひだまで明瞭に撮影するためです。 体位の変更は技師の指示に従って下さい。検査後、排便がスムースでない方には下剤をお渡しします。下剤の効果は個人差がありますが水と一緒に飲んでバリウムを出して下さい。